Jae Yuさんが実社會の問題を解決するためのアプリ開発に情熱を注ぐようになったのは、自転車をなくして高額な出費を強いられる経験を何度もしたからでした。浙江大學(xué)で一日中コンピュータサイエンスの講義を受けたあとに、Jaeさんとクラスメートたちは自分の自転車をどこに置いたかを思い出せないことがよくありました。

そこでJaeさんは「Find My Bike」というiOSアプリを作り、多くの學(xué)生にとって唯一の移動手段である自転車がどこにあるかを見つけられるようにしたのです。

中學(xué)生の時にサイエンスキャンプに參加して以來、Jaeさんはプログラミングを通じて世の中を変えたいという想いを抱いていました。キャンプでは、植物園向けに日光の當たり具合を調(diào)節(jié)して植物の生育を促す、溫度調(diào)節(jié)カーテンの設(shè)計とプログラミングに取り組みました。

「それ以來、Swiftでアプリを開発することが一番の趣味になりました。卒業(yè)後の夏休みは、MacBook?ProでiOSプログラミングの學(xué)習(xí)に明け暮れました」

新しいテクノロジーに夢中になったJaeさんは現(xiàn)在、學(xué)內(nèi)のiOSクラブに參加しています。iPadとApple?Pencilを使ってプロトタイプやUXデザインのアイデアをスケッチに書き出し、メモアプリを通じてチームメンバーとプランを共有します。そして、AirDropを使って次のプロジェクトのファイルを自分のApple製デバイス間でシームレスかつ安全に転送しています。

「今は、音楽が引き起こす人間の感情を分析しています」とJaeさんは言います。彼が開発する新しいアプリは、不眠癥の人たちのために、それぞれの脳波に合わせて心を和らげ、刺激をブロックする音楽を提供するものだといいます。

「プログラミングを普及させて前向きな変化を作り出す取り組みに攜われることを、心から誇りに思っています。とても將來性の高い分野だと思います」