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新著情報 2025 年 3 月 31 日

Apple Intelligenceの機能が日本語で利用可能に

書き直し、ジェン文字作成、Image Playgroundが表示されているMacBook Pro、iPhone 16、iPad Pro。
本日のiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースにより、iPhone、iPad、MacのApple Intelligenceに新機能が導入されます。
本日、ユーザーのプライバシーを保護しながら有用で関連性のあるインテリジェンスを提供するパーソナルインテリジェンスシステムであるApple Intelligenceは、機能が8つの新たな言語に対応し、世界中のさらに多くのユーザーへと拡大します。iOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースにより、Apple Intelligenceは日本語のほか、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、韓國語、中國語(簡體字)、英語(シンガポール)、英語(インド)に対応します。
ユーザーは作文ツールで書き直し、校正、要約をしたり、スマートリプライを使って1回のタップで返信したりできるようになり、Apple Intelligenceが対応する複數(shù)の言語でコミュニケーションをとるユーザーの場合、これらの機能はユーザーが書いている言語に適応します。また、クリーンアップを使って畫像から不要な対象物を削除したり、Image Playgroundで自分らしさをビジュアル表現(xiàn)するクリエイティブな新しい方法を探ったり、ジェン文字でどのような瞬間にもぴったりの絵文字を作ったりすることも可能です。Apple Intelligenceを基盤とするビジュアルインテリジェンスを活用して、iPhoneのユーザーは周囲の狀況について學ぶことができます1。また、Siriと作文ツールにChatGPTが統(tǒng)合されたため、ユーザーがアプリを切り替えなくてもChatGPTの専門知識を活用でき、作業(yè)をこれまで以上にすばやく、簡単にこなせます。
Apple Intelligenceにより、AIにおけるプライバシーが大幅に前進します。それは、デバイス上の処理から始まります。つまりApple Intelligenceを動かす生成モデルの多くが、すべてデバイス上で実行されていることを意味しています。より大きなモデルにアクセスする必要があるリクエストの場合は、プライベートクラウドコンピューティングがiPhoneのプライバシーとセキュリティをクラウドにまで拡大し、さらなるインテリジェンスを活用できるようにします。

作文ツールでテキストの校正、書き直し、要約を?qū)g行

iOS、iPadOS、macOSにわたって緊密に統(tǒng)合されている作文ツールにより、ユーザーは、メール、メッセージ、メモ、Pages、他社製アプリなど、ほとんどすべての文章を書く場面で、書き直し、校正、要約を通じて、言葉づかいに磨きをかけることができます。
「書き直し」を使うと、Apple Intelligenceによってユーザーは自分が書いた文章の様々なバージョンから選ぶことができ、読者や作業(yè)中のタスクに合わせて、プロフェッショナル、簡潔、フレンドリーになるように表現(xiàn)方法を調(diào)整できます。「校正」は、文法、言葉の選択、文の構(gòu)造をチェックするほか、編集候補をその説明とともに提案するので、ユーザーは確認したり、すばやく受け入れたりすることができます。また、テキストを選択して、それを読みやすい段落、箇條書き、表、リストなどの形で要約できます。
メールの作文ツールが表示されているMacBook Pro。
作文ツールにより、ユーザーは、書き直し、校正、要約などのオプションを使って、ほとんどすべての文章を書く場面で、自分が書いた文章に磨きをかけることができます。
作文ツールでは、テキストの書き直し、校正、要約のオプションに加えて、「変更を説明」オプションを使って、加えたい変更を指定することができます。「変更を説明」により、履歴書によりダイナミックな動詞を追加したり、ディナーパーティの招待狀を詩の形式にしたりするなど、ユーザーが文章をもっと表現(xiàn)力豊かにしたい場合に、さらに柔軟に、自在に文章を作成できるようになります。

さらに賢くなった寫真アプリで、寫真のクリーンアップや思い出の追體験が可能に

寫真アプリは新機能を備え、さらに賢くなりました。自然な言葉づかいで検索ができ、ユーザーは「赤いドレスを著て踴っているマヤ」など、探しているものを説明するだけで、ほぼどのようなものでも検索できます。ビデオでも検索ができるので、ユーザーはビデオの特定の部分で起きたことを検索して、すぐにそのシーンを表示できます。検索では、ユーザーがすばやく検索を完了できるように、賢い入力補助の候補も提供されます。
不要な対象物や人物が寫真のフレームの中に寫り込んでしまった場合は、クリーンアップツールを使って、撮影の瞬間の意図を忠実に保ちながら、不要な要素を消すことができます。
寫真の背景に寫り込んだ被寫體以外の人を削除するクリーンアップが表示されているiPhone 16。
寫真アプリでは、クリーンアップはユーザーが寫真を編集し、その瞬間を忠実に保ちながら背景にある不要なものを消すのに役立ちます。
メモリー機能により、ユーザーは説明を入力するだけで、見たいムービーを作成できるようになりました。言語と畫像を理解する能力を活用して、Apple Intelligenceは、ユーザーの説明にもとづいて寫真とビデオを選び、寫真から特定されたテーマにもとづいてチャプターに分かれたストーリーラインを作成し、獨自の流れのある物語のムービーに仕上げます。
iPhone 16に表示された、説明だけでメモリームービーを作成するためのプロンプトを表示しているメモリーの畫面。
ユーザーは、Apple Intelligenceを活用して、ユーザーの説明にもとづいて寫真とビデオを選び、獨自の流れのある物語のムービーとして組み立てることで、寫真アプリでメモリームービーを作成し、見たいストーリーだけを見ることができます。

Image Playgroundで楽しいオリジナル畫像をデザイン

Image Playgroundの體験では、ユーザーはテーマ、コスチューム、アクセサリ、場所などのコンセプトを選択して、楽しくユニークな畫像を簡単に作成することができます。獨自のテキストによる説明を追加できるほか、寫真ライブラリの寫真を使って家族や友人に似た畫像を作成することもできます。Image Playgroundでは、以下の獨自のスタイルで畫像が生成されます。
  • アニメーション:現(xiàn)代的な3Dのアニメーション畫像。
  • イラスト:シンプルな形狀や明確な線、カラーブロックの畫像。
  • スケッチ:あざやかなカラーパレットと技巧的な線を組み合わせて、アカデミックで極めて細かい描寫の寫実的な絵を生成。
11インチiPad Proに表示されたImage Playgroundの畫面。
Image Playgroundでは、ユーザーはテーマ、コスチューム、アクセサリ、場所などのコンセプトを選択して、楽しくユニークな畫像を簡単に作成できます。
この體験はメッセージに直接統(tǒng)合されているため、會話で使う畫像の作成がこれまで以上に簡単になるほか、フリーボード、Keynoteなど多くのアプリにも統(tǒng)合されています。また、Image Playgroundは専用アプリとしても利用できます。
iPhone 16に表示されている、メッセージでのImage Playgroundのアニメーションスタイル畫像の作成。
Image Playgroundはメッセージに直接統(tǒng)合されているため、會話で使う畫像の作成がこれまで以上に簡単になります。

あらゆる瞬間にぴったりなジェン文字を作成

Apple Intelligenceのパワーを活用して、ジェン文字によって絵文字が次のレベルへと引き上げられ、家族や友人との會話がより楽しく遊び心あふれるものとなり、まったく新しいコミュニケーション方法が切り開かれます。
絵文字キーボードに説明を入力するだけで、複數(shù)のバージョンと一緒にジェン文字が表示されます。寫真ライブラリの畫像を使って、友人や家族からインスピレーションを得たジェン文字を作成することで、ジェン文字をさらに楽しいものにすることができます。パーソナライズされたジェン文字は、帽子やサングラスなどのアクセサリでカスタマイズしたり、テーマやアクティビティを反映して、より一層パーソナルでユニークなものにしたりすることができます。絵文字と同様に、ジェン文字をメッセージの文中に追加したり、Tapbackでステッカーやリアクションとして共有したりすることができます。
iPhone 16に表示された、ジェン文字を作成する畫面。
ユーザーはジェン文字で獨自の絵文字を作成できるので、家族や友人との會話がより楽しく遊び心あふれたものになります。

畫像マジックワンドでメモの作成が新しい次元に

メモアプリに新しいツールが導入され、メモの作成がより視覚的で、ダイナミックになります。ツールパレットにある畫像マジックワンドによって、ユーザーはすでにメモに入力している文章またはビジュアルコンテクストに合わせて、メモの中に畫像をすばやく作成できます。
畫像マジックワンドは、ラフなスケッチを円で囲むだけで洗練された畫像に作り変えます。ユーザーが、メモ內(nèi)の何もない空白部分に円を描くと畫像マジックワンドがデバイス上の生成モデルを使って、手書きまたはタイプ入力したテキストを分析し、周囲のコンテクストを収集して、メモを補足してより視覚的にする関連畫像を作成します。ユーザーは、アニメーション、イラスト、スケッチのスタイルで畫像を作成できます。
11インチiPad Proに表示された畫像マジックワンドの畫面。
ツールパレットにある畫像マジックワンドによって、ユーザーはすでにメモに入力している文章またはビジュアルコンテクストに合わせて、メモの中に畫像をすばやく作成できます。

優(yōu)先順位を付けて集中する

優(yōu)先メッセージにより、メールアプリの受信ボックスの先頭に表示されるこの新しいセクションは、當日のランチの招待や搭乗券など、最も緊急性の高いEメールを表示します。ユーザーの受信ボックス全體で、メッセージを開くことなく要約を確認でき、長いスレッドの場合は、「要約」をタップまたはクリックするだけで関連する詳細を表示できます。さらに、スマートリプライは、すばやく返信するための提案を提供するほか、Eメール內(nèi)の質(zhì)問を特定して、すべてに確実に回答できるようにします。
さらに、Apple Intelligenceは、通知の要約によって、ユーザーが優(yōu)先順位を付けて集中できるよう手助けします。通知の要約で、長い通知や積み重なった通知をすばやく確認でき、グループチャットでのやり取りが特に頻繁になった時などに、ロック畫面に重要な詳細情報が表示されます。優(yōu)先通知では、真っ先に目を向けるべき通知が優(yōu)先されるので、ユーザーは急ぎのやり取りを常に把握することができます。新しい集中モード「さまたげ低減」は、すぐに確認する必要がある通知のみを表示します。
メモアプリと電話アプリでは、ユーザーは音聲の録音、文字起こし、要約ができるようになります。電話アプリで通話中に録音が開始されると、參加者に自動的に通知が屆き、通話が終了すると、重要なポイントを思い出せるようにApple Intelligenceが要約を生成します。
音聲の録音と、通話の文字起こしの要約を示す2つ目の畫面が表示されたiPhone 16 Pro。
ユーザーは、電話アプリとメモアプリで、Apple Intelligenceを使って音聲や通話の文字起こしを要約できます。

さらに多くのことができる、より自然で會話能力が向上したSiri

Apple Intelligenceのパワーにより、Siriはより自然で、文脈に則し、システム體験に緊密に統(tǒng)合されています。iPhone、iPad、CarPlayで作動している時は、畫面の縁を囲うようにエレガントに光り輝く、新しいデザインを採用しています。Macでは、デスクトップの好きな場所にSiriを置いて、作業(yè)中に簡単にアクセスできるようになっています。iPhone、iPad、Macでは、Siriにいつでもタイプ入力でき、Siriを使いながらテキストと聲をスムーズに切り替えて、日々のタスクをよりすばやくこなせるようになります。より豊かな言語理解の能力を備えたSiriは、ユーザーが言葉につまづいても話についていきながら、1つのリクエストから次のリクエストへと文脈を保てます。
家への道順、音楽の再生、連絡先とのETAの共有のプロンプトを示すSiriの畫面が表示されたiPhone 16。
iPhone、iPad、Macでは、Siriにいつでもタイプ入力でき、テキストと聲をスムーズに切り替えることができます。

ビジュアルインテリジェンスを活用してワンクリックで周囲を詳しく知る

新しいビジュアルインテリジェンス體験は、Apple Intelligenceを基盤とし、ユーザーが周囲の狀況について學ぶのに役立ちます。ビジュアルインテリジェンスにより、テキストを要約してコピーしたり、テキストを別の言語に翻訳したり、電話番號やメールアドレスを検出して連絡先に追加したりすることができます。ビジュアルインテリジェンスにアクセスするには、iPhone 16とiPhone 16 Proではカメラコントロールを長押しします。iPhone 15 ProとiPhone 16eでは、コントロールセンター、ロック畫面のコントロール、またはアクションボタンをカスタマイズします1。また、ユーザーはビジュアルインテリジェンスを活用して、ある商品を買える場所を探すためにGoogleで検索したり、クラスのノートなどにある複雑な図について説明してもらうためにChatGPTの問題解決スキルの恩恵を受けたりすることができます。いつ他社製ツールを使用するかや、どの情報が共有されるかは、ユーザー自身が管理できます。

Siriと作文ツールでChatGPTを利用する

Appleは、iOS、iPadOS、macOSのSiriと作文ツールの體験でChatGPTにアクセスできるようにして、ユーザーがアプリケーション間を行ったり來たりしなくても、ChatGPTの専門知識や畫像と文書を理解する機能を使えるようになります。ChatGPTの統(tǒng)合により、Siriは特定のリクエストについてChatGPTにアクセスするようユーザーに提案し、Siriが直接回答することができます。
「作文」では、ユーザーはシステム全體で使える作文ツールから、自分が書いているあらゆる內(nèi)容のためのコンテンツをChatGPTに生成してもらうことができます。また、ChatGPTの畫像生成機能を使って、書いた內(nèi)容に畫像を追加することもできます。
ユーザーは、ChatGPTの統(tǒng)合を有効にするかどうかを選択でき、ChatGPTを使用するタイミングやどの情報が共有されるかを完全に管理できます2。デフォルトでは、この統(tǒng)合を使用するのにChatGPTアカウントは不要です。アカウントなしでChatGPTを使用する場合、OpenAIはリクエストを保存せず、データをモデルのトレーニングに使用しません。さらに、ユーザーのIPアドレスは匿名化され、セッションを互いに関連付けることができないようになっています。自分のアカウントとの連攜を選択したユーザーには、OpenAIのデータ利用に関するポリシーが適用されます。
macOS SequoiaのPagesに表示されている、ChatGPTと統(tǒng)合された作文ツール。
ChatGPTを利用した「作文」により、ユーザーは自分が書いているあらゆる內(nèi)容のためのコンテンツを生成できます。

AIにおけるプライバシー革命

あらゆる段階でユーザーのプライバシーを保護するように設(shè)計されたApple Intelligenceは、デバイス上の処理を基盤とし、Apple Intelligenceを動かす生成モデルの多くは、すべてデバイス上で実行されています。より大きなモデルを必要とするリクエストの場合は、プライベートクラウドコンピューティングにより、Apple Intelligenceは演算能力を柔軟に調(diào)整して拡張し、より複雑なリクエストにはユーザーのプライバシーを常に保護しながら、より大規(guī)模なサーバベースモデルを利用できるようにします。これらのモデルはAppleシリコンを搭載したサーバ上で実行され、基盤を作ることで、Appleはデータが保持されたり、露呈されないようにします。
このプライバシーに関する約束が守られているかを継続的に検証するために、業(yè)界で初めて、獨立した専門家がAppleシリコン搭載のサーバ上で実行されるコードを調(diào)べることが可能です。Apple Intelligenceとプライベートクラウドコンピューティングの組み合わせが、AIにおけるプライバシーを大幅に前進させ、ユーザーにとって信頼できるインテリジェンスを解き放ちます。
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  1. ビジュアルインテリジェンスは、iOS 18.2以降を搭載したiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iOS 18.3以降を搭載したiPhone 16e、iOS 18.4以降を搭載したiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで利用できます。ビジュアルインテリジェンスを使用するには、Apple Intelligenceがオンになっている必要があります。
  2. ChatGPTとの統(tǒng)合は、ChatGPTのアプリおよびサービスが利用可能な地域でのみ利用できます。ChatGPTの利用可能狀況については、OpenAIのサイト(英語)をご覧ください。

お問い合わせ先

Apple Japan 広報部

japan_press@apple.com